ブロンフマン&ブロムシュテット/COA

NL_Radio4 Middagconcert (AVRO)
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
(アンコール)ショパン:革命のエテュード
ブラームス: 交響曲第4番 ホ短調 op.98
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホールより生中継
ブロンフマン凄かった。絶対に割れない巨大でバランスの良い音と、聞いていて全く退屈させない音楽性に夢中になりました。興味深かったのは、伴奏が、アーノンクールとまではいかないにしろ、実にああいった硬質で積極的な響きだったことで、なんとなくこれはブロムシュテットがというよりも、このオケが古典派を演奏する時のスタイルなのかなと。アンコールはちょっと荒かったかな。でもコンチェルト弾き終えて興奮状態なので、それもまた「人間だもの」ということで。いや会場にいたら圧倒されたかもしれんです。ブラ4はもうLP全盛時みたいな懐かしい響き。まず綺麗にブレンドされた響きがあって、そこからちょっと指揮者の個性がにじみ出る、で熱演でした。